私達は網走・北見・紋別地方で、ホームページ作成やウェブマーケティングをしています。
営業でのヒアリングの時に、「ホームページの効果がないと感じる」という声を聞きます。
ということは、もうホームページを作ることは意味ないの?
そんなことはないよ!
ホームページはネット上の店の看板であり、メニュー表であり、カタログだから必要ないのは暴論だと思います。
このような意見を聞いた時に思うことは、今やホームページを作っただけではアクセスは来ないという事実です。
仮にホームページを作っただけのアクセスの経路は、GoogleやYahooといった検索エンジンからのみとなります。
これがゴリゴリにSEO対策をした場合はこれでいいのですが、大多数はそうではありません。
今回は、ホームページの効果がないと感じている方の特効薬になればと思い、記事にしました。
目次
ホームページが効果がない時の考え方と、どこからアクセスが来ているの?
私はホームページを作ることは商売をする上で必須と考えています。
これはポジショントークではなく、本当にそう思っています。
ホームページがないというのを現実的に例えると、看板を掲げないで商売をするようなものです。
もちろん、隠れ家的なお店で紹介や口コミだけで成り立っているお店が存在していますが、大多数のお店はそうではないはずです。
道楽でやっている商売ではないのなら、あらゆる手段でお店を知ってもらう必要があるはずです。
インターネットが普及する前も商売をする上で、看板を作ったりチラシを配布したり、テレビやラジオのCMを入れるなど、あらゆる手段で広告を掲載しています。
現在はネット上でホームページを掲載するのも広告の媒体が増えただけに過ぎません。
ホームページの効果に疑問を持っている方は、ホームページにどこからアクセスが来るかを知る必要があると思うのです。
ホームページはどこからアクセスが来るのか?
ホームページの効果がないと疑問に思っている方は、自分のホームページのアクセス解析を見るのが手っ取り早いです。
これは、「敵を知り己を知れば百戦殆うからず」の如く、自分のホームページの現状を調べる必要があります。
ここでは本ホームページのアクセス解析である、Googleアナリティクスを参照してみましょう。
まず手始めに、ユーザー国別を見てみると、日本が一番多いですね。
まあ、これは当然でしょうか。
次いで、アメリカ、リトアニア、中国、不明、韓国、スウェーデンなのですが、エンゲージのあったセッション数が0であります。
これは10秒未満ので直帰したユーザーなわけで、これらは全部はスパム行為をしたものと思われます。
辛うじてニュージーランドからのアクセスは、それなりにページを読んだようですね。
続いて、ユーザー獲得を見ると、どのような媒体からこのページにやってきたかを見ることができます。
1位のDirectというのは、URLを直打ち、メールといった直接ページにやってきたものとなります。
2位のOrganic SocialはSNSなどのソーシャルメディアからのアクセスとなります。
X(Twitter)やFacebookが主な流入となっているでしょう。
3位のOrganic Searchは主にGoogle検索といった検索エンジンからのアクセスです。
4位のReferralは他のサイトからリンクを辿ってやってきたアクセスです。
5位のUnassignedは謎のアクセスなので、あまり気にしないでいいです。
続いて、ページとスクリーンを見ると、どのページが見られたかを知ることができます。
本ホームページではトップページが一番見られて、次いでブログの記事が読まれています。
ここで注目するものが、ユーザーあたりのビューと平均エンゲージメント時間であります。
コンテンツSEOという考え方がありますが、これはたくさんページが見られて長時間見られると高評価ということです。
現在では権威性を重んじる傾向がありますが、コンテンツSEOの要素も未だ重要と考えます。
検索エンジンからどのようなキーワードで来たか?
ホームページとGoogleサーチコンソールを連携することで、どのようなキーワードでアクセスされるかわかります。
以前はもっと簡単に検索キーワードがわかったのですが、2018年あたりからSSL化されたことによってわからなくなりました。
他にも知る方法はあるのですが、有料となっています。
本ホームページのサーチコンソールの結果は上記の画像のとおりです。
このページは2023年10月から始めたこともあって、まだあまり検索されていないです。
”網走 居酒屋 安い”は網走の居酒屋のウェブマーケティングという記事から拾われたものです。
とはいえ、検索順位が10位~11位ということで、1回しかクリックされていません。
“seo対策 網走市”も狙って記事を書きました。
ただ、このキーワードは同業者しか検索しないだろうものなので、集客という意味ではあまり意味がないです。
しかし、私達はSEO対策もウリにしていることから狙わずにはいられないわけです。
それ以外のものはセキュリティに関する記事を書いたことで、ハッキングについての検索キーワードがわかっています。
本ホームページはドメインが強いわけでもなく、記事数も少ないので、まだまだ検索からの流入は少ないです。
一般的なお店は会社の場合は会社名や店舗名での指名検索が大多数の場合が多いです。
”オホーツクWeb工房”とGoogle検索した場合の結果が以下の画像となります。
私達のホームページもしっかりと指名検索で引っかかるので安心してください。
ただ、誰も私達の屋号を知っている人が少ないため誰も検索しないわけです。
これからしっかりとウェブマーケティングしてゆく所存です。
流入キーワードが指名検索でしか来ないのは理由があります。
これは、一般的なホームページ作成業者に作ってくれたホームページが当てはまります。
一般的なコーポレートサイトは文字数が圧倒的に少ないので、Googleなどの検索からアクセスが来ないのです。
私達はこのことを熟知しているので、1記事に2,000文字以上のコンテンツを投稿しているのです。
また、コンテンツSEOの考え方で記事を構成しているため、直帰されないように工夫をしています。
このホームページでは北見・網走・紋別地方のお店や会社が私達のホームページにたどり着くであろうキーワードを選定して、記事を読まれることで私達の強みを理解していただくようなものを作っています。
そもそもホームページが効果的なのかを確認する
ホームページの効果がないと感じる方は、そもそもホームページで自分のお店や商品の良さが表現できていますか?
ホームページを作成して全く更新していないという人は、「そらそうよ」となります。
もしも、ホームページを更新するネタがないということは、あなたの商売がマンネリ化しているということです。
更新するネタは年末年始も営業時間とか、新しい商品が入ったとか、そういうことをホームページに盛り込めばいいのです。
あなたにとって「こんな些細なこと」と思っていることも、利用する側にとっては重要な情報かもしれません。
お店に来るお客さんでよくある質問をまとめてQ&Aを明記するのは大変有効です。
ホームページにこれを明記することで、店頭で同じ質問に答える煩わしさがなくなります。
これらはSNSでも情報発信をしながら、その投稿を埋め込むことも大変いいことです。
また、ホームページの役割はお店や商品の良さをアピールしますが、来て欲しくない人を遠ざけるという役割があります。
私はむしろこっちの方が重要だと感じています。
あなたの商品やサービスをしっかり明記することで、うっかりミスマッチをしたお客さんが「こんなはずではなかった」と思われることはお互い不幸なことだからです。
例えば、高級レストランはホームページにドレスコードを明記することで、ふさわしくないお客さんを来させないようにすることができるのです。
また、女性客がメインのスィーツ店ならピンク色の可愛いホームページにすることで、無意識的に男性を遠ざけることが可能となります。
ホームページは人を集めるだけではなく、望まない人を遠ざけることもできることを覚えておくといいでしょう。
ホームページが効果がない時の考え方と、どこからアクセスが来ているの?のまとめ
今回はホームページが効果がない時の考え方と、ホームページにどこからアクセスが来ているかを記事にしました。
ホームページが効果が有るか無いかはアクセス解析を見れば一目瞭然です。
あなたが
もしも、あなたがホームページ作成業者やウェブデザイナーに依頼しているならば、レポートを要求してみましょう。
通常は定期的にレポートを発行してくれるはずですが、一度もそういうことがなければクソ業者の可能性が高いですね。
とはいえ、「ホームページの効果が知りたいので、アクセス解析を見せてください」と要求してみてください。
そこで、アクセス数と問い合わせ数や売上の相関を取ってからホームページの効果を測定してみてください。
ウェブマーケティング強みは効果が数字として現れることなので、この分析を疎かにはできないのです。
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